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高校通算49本塁打のスラッガーに出塁率7割超えのリードオフマン...センバツで絶対注目の野手10人 (10ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

昨年秋の公式戦で打率.676をマークした沖縄尚学の知花慎之助昨年秋の公式戦で打率.676をマークした沖縄尚学の知花慎之助この記事に関連する写真を見る

知花慎之助(沖縄尚学/外野手/172センチ・70キロ/右投右打)

小柄ながらスイングに瞬発力があるリードオフマン。初見の140キロ級の速球にも瞬時に対応し、試合開始直後から振りきって長打にできる1番打者は希少だ。中堅からの指にかかったスローイング、スピード感のあるベースランニングも目を引く。昨秋の公式戦10試合で打率.676を残しただけでも驚きなのに、13四死球を記録して出塁率はなんと.766。1試合で4打席中3回出塁しても、数字が落ちてしまう計算になる。沖縄尚学は186センチ、96キロの巨漢打者・仲田侑仁の破壊力のある打球にも注目したい。

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著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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