根尾、藤原も苦戦。大阪桐蔭を抑えた「小さなエース」の気になる進路 (4ページ目)
出身地である兵庫県の淡路島から、単身で愛媛にやってきたのは「済美で甲子園に出たかったから」だった。
「僕たちの学年になったら、全部、自分が投げないといけないと思っていました。『勝つためには先発・完投しないと』という覚悟で、ずっと練習をしてきました」
高校卒業後は大学に進み、さらに腕を磨くつもりでいる。
「大学4年間でしっかり鍛えて、全国大会などでチームに貢献できるようになりたいです。できれば、社会人でも野球を続けたいと思っています。走り込みをしながらもう少し体を大きくして、ボールの重さや変化球のキレ、ボールの速さを身につけたいですね。そうすれば、高いレベルでも通用するピッチャーになれるんじゃないでしょうか」
夏の甲子園を沸かせた小さなエースは、大学の4年間でどれだけ成長するのだろうか。
■愛媛のスポーツマガジン『E-dge』11・12月号で、山口直哉の特集を掲載。
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