下半身に特徴。名スカウトが
大学選手権で光った10投手を査定 (4ページ目)
150キロ近いストレートと多彩な変化球が持ち味の立命館大・山上大輔山上大輔(立命館大4年/182cm・88kg/右投左打)
この投手は非常に面白いですね。僕がMLBスカウトならレポートを提出して推薦するはずです。彼の長所は体に力があるだけでなく、縦の角度があること。高い位置でリリースして、上から下への角度がある。さらにその真っすぐの軌道から縦に鋭く落ちる変化球をマスターできれば、もっと素晴らしい投手になるでしょう。
無理して角度を作っているのではなく、スムーズに腕が出ているのがいいですね。2、3年でメジャーリーグの支配下40人枠に入ってくるイメージすら湧いてきます。東洋大の上茶谷くんも好素材ですが、僕は山上くんをより高く評価しますね。
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