山本昌が「センバツで光った
10人のエースたち」をレジェンド診断 (7ページ目)
昨年秋の九州大会で3試合連続完封勝利を挙げた福岡大大濠の三浦銀二(photo by Sueishi Naoyoshi)三浦銀二(福岡大大濠/175cm・75kg/右投右打)
オーソドックスな、いかにも投手らしいフォームですね。腕の振りがいいのでストレートのキレが素晴らしい。低い体勢から投げ込みますが、このタイプはタテ変化の球種よりスライダーなど横変化を得意とすることが多い。球のキレと横の変化で勝負できるでしょう。早い段階で軸足を自ら折って投げますが、上背がないだけにボールがリリースする位置が低くなり、球に角度がなくなってしまいます。もう少し高い位置から離せるといいですね。体に力がついてくれば投げ方も変わってきますし、楽しみな存在です。
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