【リトルリーグ】日本、12得点でメキシコに圧勝
リトルリーグ・ワールドシリーズレポート(4)
リトルリーグ・ワールドシリーズ(※)で日本代表の東京北砂リトルリーグがメキシコ代表を12-1の5回コールドで下し、日本時間8月24日にアジア・パシフィック代表の韓国と再び戦うことになった。
※米国内8チームと世界各地の代表8チームの計16チームが出場し、毎年8月、米国ペンシルベニア州ウィリアムズポートで開催される。選手の年齢制限は4月30日の時点で9歳~12歳。
金森優のこの日2本目の本塁打でコールド勝ちを決めた日本
負けたチームが敗退という一戦は、メキシコの1番・ガーザの先頭打者本塁打で幕を開けた。いきなりの一発を浴びた日本先発の竹内廉だったが、「失投しただけ」と気持ちを切り替え、初回をこの1点だけでしのいだ。
その裏、日本はこの日1番に上がった上島颯人がフルカウントからセンターへ同点本塁打を放つと、3番・金森優もセンターへ特大の一発を放ち勝ち越し。ベンチの雰囲気は一気に明るくなった。
3回裏には、ここまで調子の上がらなかった竹内廉が無死二、三塁から三塁打を放ち2点を追加。前日まで3番を打っていた竹内は、試合後、この一打について次のように語った。
「前の試合では外角の球をたくさん見逃してしまって、ボール球に手を出していた。今日はそのことだけを意識して、外角の球を狙っていました。追い込まれてからはストライクの球だけを打つことを考えていました。その結果が三塁打になったと思います」
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