直撃取材! 甲子園に「清宮ロード」は本当にできるのか!?

  • ボールルーム●文 text by Ballroom
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

 8月6日、夏の甲子園がいよいよ開幕する! 100周年を迎える今大会で最も活躍が注目される選手といえば、大会3日目に初戦を迎える西東京代表・早稲田実業のスーパールーキー清宮幸太郎だ。

 西東京大会でヒットを積み重ね、チームが勝ち進むたびに注目度を上げていった清宮。東海大菅生との決勝が行なわれた神宮球場には、約3万人の観客と29社238人の報道陣が押し寄せた。

1年生ながらすでに存在感バツグンの早実・清宮幸太郎選手1年生ながらすでに存在感バツグンの早実・清宮幸太郎選手

 地方大会で、すでにそれだけのフィーバーぶり。甲子園でも清宮が打ちまくってチームが勝ち残っていけば、膨大な数のファンやマスコミが殺到することは間違いない。その混乱を避けるための、まことしやかに噂される「清宮ロード」は本当に誕生するのか? 高野連に直撃してみた。

「対策を実施することはまだ決定しておりません。決まったとしても、その内容は言えません。言ってしまったら対策にならないですからね(笑)」

 確かにおっしゃる通り。では、過去に圧倒的人気を誇った選手たちにはどのような対応が取られたのだろうか。

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