2016.04.30

【自転車】国内の強豪となった
TeamUKYOが次に見据えるもの

  • 西村章●構成・文 text by Nishimura Akira  高木秀彰●写真 photo by Takagi Hideaki

「うまくいけば、来年の今ごろはワッハッハって笑っているかもしれないし、あるいは相変わらず地道な努力を続けているのかもしれないけど、傷を舐めあうのはとにかく大嫌いだから、自分たちのアイデンティティを忘れずに、"侍スピリット"で挑戦し続けますよ」

 春を迎えて自転車シーズンは本格的に動き始め、レースの本場欧州ではもうまもなく、3大グランツールのひとつ、ジロ・デ・イタリアが開幕する。日本国内では、シリーズ戦のJプロツアーが毎週のように全国を転戦している。4月10日に行なわれた2016年・第2戦の伊吹山ヒルクライムでは、今年からTeamUKYOに加わったベンジャミン・プラデスが優勝。翌週末には、第3戦と第4戦が南紀白浜で開催された。

 そして4月最終週には、群馬サイクルスポーツセンターでロードレースが土曜(第5戦)と日曜(第6戦)に連日で行なわれた。この両レースでは、TeamUKYOのジョン・アベラストゥリがともに優勝を飾り、個人ランキング首位のルビーレッドジャージを獲得。チームランキングでも、TeamUKYOは首位につけている。

 このあと、5月はインドネシアとイランに遠征してUCIレースに参戦し、その後はいよいよ月末のツアー・オブ・ジャパンへと向かう。

 本格的な勝負どころは、この先に待ち受けている。

(次回に続く) 連載『遥かなるツール・ド・フランス』は毎月下旬に掲載

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