傳谷英里香さん、安全に自転車トレーニングをするための秘訣を伝授してもらう
『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第20回●一般道で自転車のトレーニングをする際の注意点(第19回はこちら>>)
傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、今年5月に開催されるホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第20回は、一般道で自転車のトレーニングをする際のポイントを学びます。
シューズ:ウエーブライダー22(ミズノ) 自転車:TARMAC DISC EXPERT/トップス:SL PRO JERSEY SS WMN/バイクウェア パンツ:SL R BIB SHORT WMN/グローブ:BODY GEOMETRY GRAIL GLOVE(以上、Specialized 自転車:SBC提供)サングラス:SOU2C-0812 W SOU-II-Cミラーレンズモデル コンパクト(SWANS) ヘルメット:アルフェレディース(Kabuto)●車線を変更する時は、後方を確認して合図を出す
中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、自転車で一般道を安全に走る時のポイントを学びましょう。レースに向けて一般道でトレーニングをする機会があると思いますが、一般道は人が歩いていますし、車も走っているので気をつけるべき点がたくさんあります。その中のひとつ、止まっている車をよける時の注意点を説明していきます。
傳谷英里香(以下:傳谷)よろしくお願いします!
中島コーチ 何もせずに止まっている車をよけようとすると、うしろから車が来た時に非常に危険です。車のほうがスピードが速いですから、後方の車に合図を出し、車線を変えることを知らせないといけません。
傳谷 車ではウィンカーを出しますが、自転車でも合図を出す必要があるんですね。
中島コーチ そうなんです。自転車を漕いでいて前方に車が止まっていたら、まず後方を確認し、右手で車線を変える合図を出してください。
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