傳谷英里香がトライアスロンの練習を本格スタート!正しいフォームで泳ぐのだ!
『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第3回●スイムの正しいフォーム
(第2回はこちら>>)
傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、来年5月に開催されるホノルルトライアスロンでの完走を目標にトレーニングを開始! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第3回は、スイムの正しいフォームを教えてもらいます。
水着:エクサースーツミディアムカット、アクアフィットネス用セパレーツ(ミズノ)●体をまっすぐにして、肘を曲げて水をかく
中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)これまでの2回で準備が整えられたので、動きのあるトレーニングを始めます。今回は、スイムの正しいフォームをしっかり身につけましょう。
傳谷英里香(以下:傳谷)スイムではどこに気をつければいいんですか?
中島コーチ 一番大事なのは、体をまっすぐにして抵抗を小さくすることです。まっすぐ立って両手を上げ、頭の上で手のひらを交差させてみてください。そこで手の先から足までが一直線になっているのが理想です。この時、無意識に腰が反ってしまうことが多いのですが、水の中で腰が反っていると腰が沈み、抵抗が大きくなってしまいます。泳ぐ際もお腹を引っ込めることを意識してください。
傳谷 わかりました!
中島コーチ それでは、現時点の傳谷さんのフォームを動画に撮ってチェックしますので、実際に泳いで、動画を見ていきたいと思います(傳谷さんが25mプールの真ん中あたりまで泳ぎ、プールサイドに上がる)。
傳谷 自分が泳いでいる姿は初めて見ます。
中島コーチ 最初に上から撮った泳ぎですが、ここで見るポイントは、体の中心から手や足などが横に出ていないかというところです。それも水の抵抗を生む原因になりますからね。傳谷さんのフォームは、手も足もまっすぐ伸びていますからすごくいいですよ。
傳谷 やったー!
中島コーチ 1点だけ気をつけたいのは、息継ぎの時に顔が見えていること。これは頭を上げすぎているということなので、後ほど修正しましょう。続いて水中で横から撮った動画ですが、泳ぎ始めは頭と腰の高さの差が少なく、正面から見た時の体の面積が狭いので、水の抵抗を小さくすることができています。
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