SMBCのスポーツ協賛のかたち 「親和性の重視」「企業価値の向上」「ファンづくり」を目指しつつ理解度の浸透を狙う (3ページ目)
理解の浸透を目指す
2001年の三井住友銀行の発足、2002年の三井住友フィナンシャルグループの設立から、すでに20年以上が経過している。複数年に渡るスポーツ協賛での「企業価値の向上」「ファンづくり」を主とした広告宣伝活動の効果もあり、「SMBCの認知度は徐々に上がってきた」という。
ただ今後はフェーズを変えていく時期に来ているとも感じている。さまざまなスポーツ協賛企業が、スポンサーシップマーケティングやアクティベーションを活発化させているなかで、SMBCもその動きを敏感に感じ取っており、「SMBCの思いをいかに伝えていくか」を課題に挙げている。
その解決策のひとつとして「活動を活発化させていきたい」と語るコンテンツが、「SD.LEAGUE(エスディー・リーグ)」だ。同リーグは日本一のダンススタジオを決定する大会。全国のダンススタジオの小中高生が対象で、全国5地区で7月21日(日)から8月12日(月)まで予選が実施され、8月17日(土)に決勝を行なう全国規模の大会だ。
「今ダンスに取り組んでいる子どもたちや、将来Dリーガーになる子どもたちに対して、何かを与えられるような活動を今後も取り組んでいきたいという思いがあります。スポーツ協賛は、地道な取り組みを続けることが重要です。これまで蒔いてきた種が開花してほしいと願っています」
このような将来を担う子どもたちへのアプローチだけではなく、同時に「SMBCはどんな企業カルチャーを持ち、どういうことをやっているのかを、広さよりも深さ、つまり理解の浸透を目指していきたいと考えています」とも語る。
SMBCのファンを増やしつつも、ファンになってくれた方々に、より深く知ってもらう。認知から理解へ。それを実現させるためには、SMBCが自らの企業カルチャーと親和性の高いスポーツと共に歩み続けることが、大きな原動力になるのではないだろうか。
3 / 3

