FC東京vs川崎フロンターレでニューバランスが「Grey Day」開催 待望のイベントで好感度を上げる最高の1日に
ニューバランスがFC東京のホームゲームで「Grey Day」開催 ©F.C.TOKYO
ニューバランスが5月12日に国立競技場で開催されたJリーグ30周年を記念したスペシャルマッチ「FC東京vs川崎フロンターレ」でNew Balance Dayを実施。同社は毎年5月にブランドを象徴するカラーであるグレーを世界中で祝う「Grey Day」を設定しており、この日を「Grey Day」として、ニューバランスを紹介するさまざまなイベントを行なった。
入場開始前から国立競技場外のコンコースで「NB Grey Box」を設置し、来場者参加型のFC東京25周年記念アートの作成や、NBWALLと題したフォトスポットも用意。ニューバランスの歴史がわかる「The History wall」の壁面展示も行なった。
スタジアムコンコースの「NB Grey Box」 ©F.C.TOKYO
またスタジアムの開場時間に合わせて、ニューバランス特設エリア「NB Grey Room」もオープン。料理や飲み物を楽しめるVIPエリアに特設ステージを設け、プレゼント企画などを行なった。
壇上に上がったニューバランスジャパン久保田伸一社長は、「新型コロナウイルスの影響で、このような形でイベントができるのは(FC東京のスポンサーになって)3年目にして初めてのことです。みなさんにはFC東京が勝つように応援よろしくお願いします」と語った。
ステージで行なわれたプレンゼント企画では、「Grey Day」限定モデルでこの日に発売となった「9060」や「550」、「580」、「Fresh Foam X More Trail」のレアスニーカーばかりが登場。プレゼンターをFC東京クラブコミュニケーターの石川直宏氏、現役選手であるDF鈴木準弥、DF東廉太、MF寺山翼が務めるなど、会場を大いに盛り上げた。
プレゼント企画に登場した石川直宏氏 ©F.C.TOKYO
ニューバランスジャパンの鈴木健マーケティング部ディレクターは、「もともとグレーは我々のスニーカーのキーカラーで、ニューバランスがランニングシューズを世に出す時にスポーツ自体が生活になじんでいくために、派手な色ではなくアスファルトやビルのようなイメージのグレーを選んだのが始まりです」とグレーの誕生秘話を語った。
また久保田社長は、ニューバランスがライフスタイルのイメージの強いブランドであることを認識したうえで、「今後はスポーツのパフォーマンスカテゴリー、ライフスタイルカテゴリーの境目なく、商品を展開していきたいと思います」と今後の構想を明かした。
そしてこの日の試合前セレモニーでは、東京五輪の開会式さながらのドローンショーを実施。夜空に浮かぶドローンがさまざまな文字や模様を描き出し、両チームのファンを魅了した。試合はFC東京が2-1で勝利し、クラブ史上ホーム最多入場者数となる56,705人を記録。ニューバランスにとってもブランドの好感度をより一層上げる最高の1日になったのではないだろうか。
選手入場時には派手な演出でファンを魅了した ©F.C.TOKYO