東京丸の内に架空の街が存在。三菱地所が手掛けるラグビーを活用した街づくりがなぜ人をひきつけるのか (4ページ目)

  • text by Sportiva

「コロナ渦によって出社を控えたりして、今一体感が薄れてきてしまっている気がします。我々は街づくりを担っている会社ですが、街の価値を上げるためには、一体感がとても大切なものだと考えています。その点ラグビーにはONE TEAMという精神があり、一体感だけでなく、元気や勇気を与えられる側面があります。ラグビーが持っているそんな精神性や特性を、街づくりや地方創生に活用していくことで、一体感のある街や社会を作っていけるのではないかと思っています。ラグビーを活用したさまざまな施策を通して、街の価値が上がっていけば、我々の企業姿勢も伝えられるのではないかと考えています」

 ラグビーには「品位・情熱・結束・規律・尊重」という5つのコアバリューがある。街づくりの核にこれらの価値があれば、その街はきっと大きな賑わいを見せるはずだ。ラグビーを活用した三菱地所の描く街づくりは、これからの街づくりに新たな風を吹き込むのではないだろうか。

三菱地所株式会社
広報部ラグビーマーケティング室長
高田晋作氏

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