八村塁がオリンピックへの熱い思いを語る。「夢見ていた世界」

 NBAのワシントン・ウィザーズに入団した八村塁が、日清食品ホールディングスとグローバルスポンサーシップ契約を締結し、都内で行なわれた記者会見に出席した。世界で活躍する八村の姿が、同社の掲げるスローガン「HUNGRY TO WIN(世界に、食ってかかれ。)」というチャレンジ精神、グローバル競争を戦うポリシーと共通することから今回の契約に至った。
東京オリンピックでのプレーに意欲を燃やす八村東京オリンピックでのプレーに意欲を燃やす八村 会見の中で八村は、「海外遠征で食事が日本人に合わないときは、(チームとして)カップヌードルを食べて試合に臨んでいました」とカップヌードルが身近な存在であることを語った。さらに「(寮生活を送っていた)高校生のときは夕食を食べても、すぐにおなかがすいてしまうので、そんなときにはカップヌードルを食べていました」と打ち明けた。

 NBAでのデビューのみならず、来年に迫った東京オリンピックへの出場にも注目が集まる八村。かねてから抱いていたオリンピックに向けた熱い思いも語った。

「東京オリンピックは僕が夢見ていた世界。初めてプレーをしたときからオリンピックに出たいと思ってやってきました。僕のプレーを見ていろんな人に影響を与えられたらうれしいです。それでバスケットに興味を持ってもらって、プレーする人たちが増えてほしいです」

 八村は、8月31日(土)から中国で開催されるワールドカップに向け、日本代表の合宿に参加する予定。この大会で確かな手ごたえを掴んで、東京オリンピックにはずみをつけたいところだ。男子バスケットは実に44年ぶりのオリンピック出場となるが、八村には日本代表のエースとして大きな期待がかかっている。

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