「夢に向かって成長してほしい」。
イニエスタが子供たちにエール!

 イニエスタが、アシックスと共同で開発したサッカースパイク「ULTREZZA AI(ウルトレッツァ エーアイ)」の発表会に出席した。
自身が開発に携わったスパイクの発表会に出席したイニエスタ自身が開発に携わったスパイクの発表会に出席したイニエスタ
 このスパイクは、アシックススポーツ工学研究所でイニエスタのプレーを詳細に分析するとともに、同選手からの意見やアドバイスを取り入れて製作したモデルで、俊敏性と繊細なボールタッチを実現する機能と、足を包み込むような柔軟性を持ち合わせたのが特徴。この発表会の中でイニエスタは、スパイクに対するこだわりを見せた。

「私はこれまでたくさんのスパイクを履いてきましたが、いいスパイクは最初に履いたときの感覚でわかります。それはスパイクが体の一部となるような履き心地の良さで、このスパイクにはそれがあります」

 数カ月に渡って開発に携わり、納得の一足に仕上がったことに、イニエスタも満足した表情を浮かべた。このスパイクにはイニエスタのこだわりが詰まっているが、決して自身の満足のためだけに作られたものではなく、子供から大人まで、サッカーを楽しんでいるすべての人たちに届けたいという思いも込められている。イニエスタは最後にサッカーをプレーしている子供たちに向けてメッセージを送った。

「自分たちの夢に向かって日々成長してほしいと思っています。私は(育成アカデミー)『イニエスタ メソドロジー』という活動を通して、子供たちに貢献するプロジェクトに関わっていて、子供たちが成長する手助けができればいいなと思っています」

 来日して約1年。ヴィッセル神戸でのプレーのみならず、育成アカデミー、そしてスパイク開発と、さまざまな活動を行なっているイニエスタ。今後の彼の活動にも注目だ。

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