「40歳でもオリンピックに出たい」。末續慎吾の戦いは続いている

 陸上短距離界のレジェンドにして現役選手でもある末續慎吾が、掃除機や空気清浄ファンでおなじみのダイソンの発表会「睡眠のプロに学ぶ 真夏の快眠塾 トークイベント」に出演。来年に迫った東京オリンピック出場に向け意欲を語った。
東京オリンピックへの意欲を語る末續慎吾東京オリンピックへの意欲を語る末續慎吾
 このイベントでは、「夏の快眠法」をテーマに、快眠セラピスト・睡眠環境プランナーの三橋美穂氏がさまざまなデータをもとに、熟睡するためのテクニックをレクチャー。トークショーでは、末續がアスリートにとってどれだけ睡眠が大切かを自身の経験を踏まえて語った。

「これまで体のケアについてさまざまなことを試してきました。中でも睡眠にはしっかりと投資をしていて、ベッドの大きさもそうですが、ホテルを予約して質のいいベッドをお願いしたりしてきました」

 現在39歳と陸上短距離界では大ベテランだが、それでも現役を続けられている秘けつを公開。さらに睡眠環境へのこだわりも見せた。

「僕は練習をすると下半身、特に足がすごく熱を持ってしまうので、まずは足を冷やして熱を取ってから、ダイソンのパーソナル空気洗浄ファン(Dyson Pure Cool Me)で風を回して寝ています。練習がハードになると夜中に咳が出てしまう体質なんですが、この空気洗浄ファンにしたことで、2週間くらいでその症状が治まってきました」

 末續は体の小さなケアの積み重ねが、短距離においてコンマ何秒を縮める要因であることを、長い現役生活を通して熟知している。それを現在でも実践できているのは、来年に迫った東京オリンピックと無関係ではない。

「来年は40歳ですけど、オリンピックに出られたらいいなと思っています」

 現役である以上、常に高みを目指していく――。末續慎吾の戦いはまだ続いている。

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