吉田沙保里が自分そっくりのアバターで五輪を体感。「燃えました」

 女子レスリング金メダリストで、今年1月に現役引退を発表した吉田沙保里さんが、セガの東京オリンピック公式ゲーム「東京2020オリンピック The Official Video Game」のアンバサダーに就任。都内で開催された同ゲームのCM発表会に出席した。
東京オリンピック公式ゲームのアンバサダーに就任した吉田沙保里さん東京オリンピック公式ゲームのアンバサダーに就任した吉田沙保里さん
 このゲームの最大の特徴は、陸上や競泳、サッカー、野球、卓球など人気の高い15種目以上を、実際に使用される競技場を舞台にシンプルな操作でプレイできるところ。さまざまなパーツを自由に組み合わせて自分だけのオリジナルアバターを作れるのも魅力のひとつだ。この発表会では、吉田さんが自身そっくりのアバターを作って、卓球、陸上、ボクシングを大型モニターでプレイし、その迫力を体感した。

「グラフィックが鮮明で臨場感がありました。アバターも自分とそっくりなので、ゲームをやっていると感情移入ができて闘争心が出てきますね。お客さんの前で久しぶりに(ゲームで)試合をしたので、燃えました」

 吉田さんは、「自分は負けず嫌い」と公言するだけあって、卓球、陸上ではいっさい手加減せず、他を圧倒する強さを見せた。また敗れはしたが、ボクシングでは最後まで見せ場を作り、観客を沸かせることも忘れなかった。

 これで東京オリンピックの会場をしっかりと予習した吉田さんは、大会だけでなく、聖火ランナーについても思いを語り、「(聖火ランナーを)やってみたいです。欲を言えば、最後に火を点けられたら、こんなにうれしいことはないですね」と、最終点火ランナーの大役を買って出る意欲を見せた。

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