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【木村和久ゴルフ連載・番外編】「お前は
すでに漏れている」の真意を問う

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

    木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●番外編2
ゴルファーの老化問題を考える

前回の記事(番外編1)はこちら>>

 そんなわけで、尿漏れのお話の続きでございます。おやじになると、半数以上の方が、軽失禁という、尿がちょろっと漏れる現象が起きます。これは年齢による老化現象ゆえ、仕方のないことであり、治すよりは、対処法を考えた方がいいと思います。

 対処の仕方として、一番に挙げられるのが「ミルキング」の勧めです。これは牛の乳搾りから由来する、医療的な用語で、尿漏れの場合は、自慢のRシャフトに残っている尿を、全部吐き出させることを指します。じゃ乳搾りみたいに、シャフトをしごくんですかい?いえいえ、それじゃ眠っている子供が起きてしまいます。そうじゃなくて、タマキン・スカイウォーカーの下あたりを、上に突き上げるように押すのです。するとあら不思議、残ってた尿がちょろっと出てくるではないですか。

 実はミルキングをやって、すでに10年ぐらい経っています。40代半ばぐらいから尿のキレが悪くなり、パンツをしばしば汚すことも。これはいかんと、いろいろ考えて、自ら編み出したのがミルキングです。今回の企画で調べると、自分だけのメソッドと思っていたら、実はポピュラーな対処法だったとは。まさに「井の中の蛙」でした。世界は広いです、同じ悩みの人が多数いたのですね。

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