『ブリテンズ・ゴット・タレント』でゴールデンブサー獲得の快挙 ダンサー地獄が語るその舞台裏と頂点への思い (2ページ目)

  • text by Sportiva

――とにかく明るい安村さんもゴールデンブザーは手が届きませんでした。その上の評価を受けたというのは?

 喜びというか驚きが大きいです。ブザーを押されたときには、喜びよりも驚きがワッと込み上げてきました。「これは現実なのか?」とあとから込み上げてくるイメージでした。

【辛口サイモンから「すごくいい」の言葉】

――翻って、BGTへの出演が決まった時にはどう感じましたか。

 (ディレクターの)FISH(BOY)さんが緊張した感じで、「話があるんだけど」と切り出して、「ブリテンズ・ゴット・タレントに出ます」と言ったときに、みんなは「ウォー!」「まじで!」と叫んでいました。チームメンバーも番組のことは知っていたので、本当に驚きとうれしさで盛り上がりました。

――作品は昨シーズンのチャンピオンシップで披露した「ROCK & FIRE」でした。これを選んだ理由は?

 番組サイドからの要望でもありましたが、自分たちとしても昨シーズンのチャンピオンシップ一戦目で披露した作品で、自信もありました。出だしの音から体を震わせるヒットの動作が、すごくインパクトがあり、キャッチーなので、よさそうだなと思いました。
BGTでの興奮を語る地獄 photo by Hirose HisayaBGTでの興奮を語る地獄 photo by Hirose Hisayaこの記事に関連する写真を見る――実際にステージに上がった時の光景は覚えていますか。

「YouTubeで見ていた光景だ!」と、シンプルにミーハー気分になっていました。ステージの裏側でも、YouTubeで見ていた星型のライトがあって、「見たことある!」みたいな感覚が連続してありました。

――ショーが始まってすぐ観客から歓声があがり、途中からスタンディングする人も出てきました。その光景は見えていましたか。

 見えていました。観客の人たちも自分たちのパフォーマンスを見て、立ちたくなった、声を出したくなった、というのはうれしかったですし、その光景を見て、メンバーそれぞれがもっといいパフォーマンスをしようと思いながら踊っていたと思います。

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