櫻坂46松田里奈が語るソフトボール時代「セーフティバントが得意」。「極めていた」ことも (2ページ目)

  • 佐藤主祥●取材・文 text by Sato Kazuyoshi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

【職人気質の選手だった??】

ーーランナーの本塁突入時にゴー・ストップの指示を出すのが三塁コーチの役割。判断力が優れていたのですかね?

松田
 自信を持って指示はできていました。たとえば、ライト側に打球が飛んで、一塁ランナーが二塁を回った時、ランナーは打球の行方が見られないじゃないですか。そこで本塁に行かせるかどうか、スライディングをさせるべきなのかなど、ランナーと打球、外野から投げられたボールをしっかり見ながら、そのプレーのなかで考える瞬間はすごく好きでした。責任重大なんですけど、楽しくできていました。

ソフトボール部時代のソフトボール部時代のこの記事に関連する写真を見るーーちなみに、バッティングのほうはどうだったのでしょう?

松田 バッティングも苦手で、前に飛ばすこともあまりできませんでした。でもセーフティバントだけは得意で、成功率はけっこう高かったと思います。なのでバッターボックスに入った際には毎回セーフティバントのサインを出されていました。

ーーバントでボールを転がすのがうまかったり、走るのが速かったりしたのでしょうか?

松田 足はそんなに速くはなかったんですけど、一塁線寄りや三塁線寄りに、いい感じに球の勢いをとめることができていました。運がよかっただけかもしれませんが、それで内野安打で出塁していましたね。いま振り返ると、三塁コーチ含めて絶妙なところを任せてもらっていたな、と(笑)。

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