斎藤ちはるアナが愛するNFL。スポーツ観戦力は両親の英才教育の賜物

  • スポルティーバ●取材・文 text by Sportiva
  • 能登 直●写真 photo by Noto Sunao

斎藤ちはるアナウンサー インタビュー 
-Relationship with SPORTS-
第1回 NFL編

「子どもの頃から常にスポーツがそばにありました」と語るテレビ朝日の斎藤ちはるアナウンサー。人気アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーでもある斎藤アナウンサーに、好きなスポーツやアスリート、自身のスポーツ経験などについてうかがうインタビュー(全3回)。第1回は斎藤アナウンサーが子どもの頃から愛するNFLの魅力についてお話いただきました。

両親の影響で幼少期からアメフトを愛する斎藤さん両親の影響で幼少期からアメフトを愛する斎藤さん
―― スポーツ観戦が趣味とうかがいました。特に好きなスポーツはありますか?

斎藤ちはる(以下、斎藤) アメリカンフットボールです! 父が選手(斎藤伸明/BARBARIAN)ということもあって、物心がつく前からアメフトがいつも身近にありました。でも、ルールやポジションがわかりはじめたのは中学生くらいからですね。母が大学時代にアメフト部のマネージャーだったので、母からルールやポジションなどを教えてもらいながら、徐々に覚えていきました。

―― お父さまは今も現役選手として活躍されているんですよね。

斎藤 プレーイングマネージャー(選手兼コーチ)という形で続けています。昔は「自分がプレーしている姿が子どもたちの記憶に残るまで続けたい」と言っていたそうですが、結局50歳を超えた今も現役です(笑)。無理せず、父が納得いくまで続けてほしいと思っています。

―― そうした"アメフト一家"で育ったことで、斎藤さんご自身もアメフトの魅力に引き込まれていったと。

斎藤 そうですね。アメフトは、体がぶつかり合う迫力も見どころですが、何より「頭脳戦」なんです。一つひとつのプレーが、すべて計算されているといいますか。奥深い戦術や、一つひとつのプレーの意味に考えを巡らせることができるのも、アメフトの魅力だと思います。

 もちろん、戦術に詳しくなくても、十分楽しめます。私もまだまだアメフトについて知らないことが多いですし......。それでも、美しいパスが決まった瞬間やフェイントで相手を抜き去る姿、タッチダウンを決めた時の興奮は格別です!

―― パワーとスピードを楽しむだけでなく、観戦しながら"考えられる"スポーツでもあるんですね。

斎藤 アメフトは本当に多様な選手が活躍できる競技だと思います。屈強な選手たちばかりのイメージがあるかもしれませんが、比較的小柄で俊敏な選手がボールキャッチのスペシャリストとしてワイドレシーバー(WR)で活躍していたり。各選手が自分の武器を駆使してプレーするところも、見ていて楽しいポイントですね。

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