宮本佳林は『呪術廻戦』にどハマリ中。「真逆のタイプの野薔薇ちゃんが大好き」

  • 石塚隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi
  • 猪岐沙矢佳●撮影 photo by Inomata Sayaka

「特集:なぜ『呪術廻戦』にハマるのか」
(3)証言者:宮本佳林   証言者2:横浜DeNA今永昇太>>

 呪いを呪いで祓う――。そんな壮絶な闘いが繰り広げられる物語の世界観にハマる人が続出している『呪術廻戦』。今回は、『呪術廻戦』が「大好き」という、アイドルグループJuice=Juiceの元メンバーで現在ソロアーティストとして活動する、宮本佳林さんにその魅力を熱く語ってもらった。

※ネタバレもあります

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呪術廻戦について語りつくしてくれた宮本佳林さん呪術廻戦について語りつくしてくれた宮本佳林さん――『呪術廻戦』の大ファンだということですが、どハマりしたきっかけは?

「バトル系のマンガが好きで『鬼滅の刃』を目的に『週刊少年ジャンプ』を読んでいたんですが、その流れで『呪術廻戦』を読み始めたんです。『鬼滅の刃』とはまったく違う世界観に惹かれました。私は音楽もそうなんですけど、少しドロッとしたものが好みなんです」

――ドロッとしたもの?

「例えば、こじらせたり苦しんだり......、ある意味、人間味あふれるというか、負の部分かもしれないけど、そこに美しさを感じるんですよね。『呪術廻戦』のキャラクターは、それぞれが暗い過去や、心の闇を抱えていて、そういう姿がわたしの心にすごく響いたんです。あと、私は妄想癖もあるのでキャラクターの表情から感情を想像したりして、そういった感じで結構楽しんでいます(笑)」

――キャラクターのなかでは、釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)が好きだと聞いています。

「そうなんですよ! かわいい女の子が大好きです。加えてちょっと口が悪いと(私は)落とされちゃう(笑)。遠慮をしたり、周りの空気に合わせてしまう私とはまったく真逆のタイプなんですよね。『(命を)懸けられるわ。私が私であるためだもの』と言い切る野薔薇ちゃんはカッコいいし、『このままじゃどうせ死ぬんだ』って"共鳴り(ともなり)"を自分に打ち込むシーンとか、すごいなって思うし憧れます」

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