2021.12.14

箱根駅伝の優勝は? 有力校監督5人がトークバトルでキーになる選手、目標を語る

  • 佐藤俊●文 text by Sato Shun
  • photo by KYODO NEWS

毎年恒例の青学大・原監督による作戦発表。今回は「パワフル大作戦」毎年恒例の青学大・原監督による作戦発表。今回は「パワフル大作戦」 この記事に関連する写真を見る  この時期に開催される箱根駅伝の前回上位校や有力校の監督が真面目に楽しく舌戦を繰り広げる「トークバトル」。例年、恵比寿のホールで一般のファンを入れて開催していたが、前回、今年と2年続けてオンラインでの開催になった。参加したのは、前回2位の創価大・榎木和貴監督、前回3位の東洋大・酒井俊幸監督、前回4位の青学大・原晋監督、そして前回7位、今年の全日本大学駅伝3位の順天堂大・長門俊介監督、前回10位で今年の出雲駅伝優勝の東京国際大・大志田秀次監督の5名だ。

 そのはじまり、口火をきったのは青学大・原監督だ。

 待っていましたとばかり、毎年恒例の作戦名を披露した。

「今回の青学大はエントリ―16人全員が1万m28分台。青学史上最高です。我々は、力がある。パワフルに箱根を駆け抜けたい。そんな思いで、"パワフル大作戦"を発令いたしました」

 原監督のパフォーマンスから始まったトークバトルだが、この日(12月10日)は箱根駅伝出場校で、16名のエントリ―メンバー発表の日でもあった。

 どの大学も大勢の部員がいるなか、16名に絞るのは大変な作業になるが、比較的順当に選考できたと自信を見せたのは、前回、総合2位に躍進した創価大の榎木監督だ。

「今回のメンバーは、1年生から4年生までバランスよく組めたと思います。これからしっかりと上位で勝負できる選手、そして4年生は覚悟を持って箱根に調整してきた3名を選んでいます」

 4年生は、エースの嶋津雄大と山担当の三上雄太に加え、中武泰希が選出されている。

「勢いがあるのは、箱根未経験者で言うと3年の緒方貴典と4年の中武ですね。1年生も先日の記録会で28分台を出して、先輩にチャレンジしていく気持ちの強さがあるので、駅伝でも使ってみたいと思っています」