2019.12.27

後藤晴菜アナ×佐藤俊が教える
「知れば面白くなる箱根駅伝観戦のツボ」

  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

日本テレビ・後藤晴菜アナ×スポーツライター・佐藤俊氏 対談(後編)

前編はこちら>>

 大学駅伝に造詣が深い日本テレビ・後藤晴菜アナとスポーツライター・佐藤俊氏の対談が実現。前編では第96回箱根駅伝の見どころ、有力校を中心に熱いトークを繰り広げてくれたが、今回は取材するからこそ知る箱根駅伝の魅力、楽しさについて語ってもらった。

日本テレビ・後藤晴菜アナと『箱根奪取 東海大スピード世代 結実のとき』の著者・佐藤俊氏佐藤 今回の箱根で注目されている選手は誰ですか。

後藤 筆頭は、東洋大の相澤(晃/4年)選手でしょうか。全日本選手権の3区で10人抜き。レース前から「調子がいい」と酒井(俊幸)監督はおっしゃっていたんですよね。1位の東京国際大とは40秒差だったのですが、酒井監督のなかにはその差も詰められるという自信があったみたいで。その信頼感というか、きちんと結果を出すところが本当にすごいですよね。

佐藤 あのごぼう抜きは本当にすごかった。ひとりだけ次元の違う走りでしたよね。あと全日本で言えば、駒澤大の田澤(廉/1年)選手もすごい走りを見せてくれました。

後藤 1年生とは思えない見事な走りでした。7区で区間賞を獲り、区間2位の青学大・吉田(圭太/3年)選手に15秒差をつけました。1年生なのに計算できる選手というのは、駒澤大にとっては相当大きなアドバンテージと言えるでしょうか。大八木(弘明)監督も中村匠吾選手や藤田敦史選手といった、いわゆる”駒澤の大エース”と呼ばれた選手たちとまったく遜色ないとおっしゃっていました。

佐藤 これからどんな成長を見せてくれるのか、本当に楽しみな選手ですよね。相澤選手同様、日本の陸上界を引っ張っていってくれる選手になるような気がします。

後藤 出雲を制した国学院大は、土方(英和/4年)選手と浦野(雄平/4年)選手が注目されていますし、目標と語る往路優勝に向けて、どんな仕上がりになるのでしょうか。

佐藤 各大学ともエースと呼ばれる選手がいて、彼らをどこに配置するのかも注目ですね。個人的にはエースを2区に集めて、誰が強いのか見てみたいです。

後藤 学生ナンバーワンをかけた熾烈なレースを見たいですよね。そうなると、1区のスタートも大切になりますよね。