【月報・青学陸上部】「青トレ」考案者が掲げる箱根3連覇の次の目標 (6ページ目)

  • 佐藤 俊●文・写真 text & photo by Sato Shun


 駅伝とマラソンのどちらかではなく、二兎を追う。それは、もはや無謀な目標ではなくなっている。一色恭志と下田は昨年、東京マラソンを走り、下田は日本人2位、一色は3位の結果を出した。下田はその後フォームを変えるなど、マラソンに対応できるような体づくりをしており、この2月には東京マラソンに再度挑戦予定である。一色も3月の琵琶湖マラソンに出場を予定している。

 五輪でメダルを獲るという壮大な目標を掲げるのであれば、大学の4年間はモラトリアムであってはならない。それは大学で駅伝を走るという目標の選手にとっても同じだ。だから、中野はこれからも基本の徹底と高い意識を求めていく。

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