【続・東京マラソンへの道】中島彩「日本と異なる韓国ランニング事情」
市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」
みなさん、こんにちわ! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。私は3月中旬、韓国に行ってソウル国際マラソンを走ってきたのですが(コラム「ソウル国際マラソンで衝撃体験!」参照)、せっかくの海外旅行だったので、大会の前後にソウル市内を走ってみることにしました。ひさしぶりの「旅RUN」です! いざ走ってみると、日本と違った文化(?)などを感じることができました。そこで今回のテーマは、「RUN×ソウル旅ラン」。やっぱり、旅行先でのランニングは刺激的ですね!
ソウル市内を流れる大きな河川・漢江をバックに記念撮影!☆2列に並んで走っていると......?
大会前日、私がまず訪れたのは、ソウル市内にある「オリンピック公園」です。1988年の夏に開催されたソウルオリンピックを記念して造られた公園で、現在は市民の憩(いこ)いの場になっています。東京にある「駒沢オリンピック公園」をホームの練習場所として利用し、2020年オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まったときもお祝いRUN(コラム「駒沢オリンピック公園で祝RUN!」参照)をした私にとって、ソウルのオリンピック公園を訪れないわけにはいきません! 6年後にオリンピック・パラリンピックが東京にやってくるので、ぜひともソウルの記念公園をチェックしておこうと思い立ったのです。
さっそく足を運んでみると、まずビックリしたのが、広大な敷地面積! なんと、東京ドームが30個も入るほどの大きさなんです! 体育館にプール、テニスコート、そして美術館やレストランなど、さまざまな施設が完備されていました。我がホームである駒沢オリンピック公園を思い浮かべながら訪れたのですが、ちょっとケタ違いの大きさでしたね(笑)。そんな広い公園だけあって、市民ランナーの方もたくさんいらっしゃいましたよ。ジョギングコースがあったので、3キロほど走ることにしました。
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