【続・東京マラソンへの道】中島彩「短い距離を『真剣に』走る効果って?」 (2ページ目)
☆短い距離を「本気」で走る練習メニュー
「きっちり走る」というのは、5キロでも、3キロでも、たとえ少しの距離でも「本気で」走ることだと思いました。今回、私は「きっちり真剣に走る」ために、このような練習方法で取り組んでみましたよ!
(1)ノンストップで走れる場所を探す。
まずは自分のフォームをチェックしながら走るためにも、信号で止まることなく、さらに人通りの少ないコースがいいかと思いました。短い距離でもノンストップで走るのなら、公園などのランニングコースがいいかもしれません。私は公園まで歩いて、コースに入ってから真剣に走りましたよ。
(2)スタート前にしっかりと水分補給。
私は普段、ペットボトルを持って走っています。もともとノドが渇きやすいですし、ペットボトルを持っていても邪魔に感じないからです。しかし、今回は本気で走ろうと思ったので、ペットボトルは持たず、スタートする前に多めに飲んでから走りました。ただ、必要以上の水分摂取は水中毒になる危険もあるので(「まさかの『水中毒』になってしまいました」参照)、要注意ですよ!
(3)短い距離でも大事なのは「フォーム」。
本気で走る距離は、3キロでも、20~30分でも良いと思います。「ちょっと呼吸が乱れるな」というぐらいのペースを保ちつつ、大事なのは「走るときのフォーム」。ラストスパートするときのように、両手を後ろまで振って、足の回転もいつもより速めに。そうすると、短い距離でもすごく疲れますよ! 実際にやってみると、手と足を意識的に動かすのは、これまで意外とできていなかったように感じました。音楽を聴きながら走っていると、つい足だけ動かしていることもしばしば......。常にフォームをチェックして走ることで、体幹のブレない安定したランニングができるようになったと思います! また、「本気モード」にして走ると、腹筋をしっかりと使っているので、ウエストの引き締めに効果大かも(笑)?
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