2015.07.19

パラ陸上・高桑早生「今年になって、世界を意識し始めました」

  • 文●スポルティーバ text by Sportiva
  • 写真●五十嵐和博 photo by Igarashi Kazuhiro

盛りあげよう!東京パラリンピック2020(31)

陸上・高桑早生インタビュー Vol.3

今後の目標について語る高桑早生選手 現在、陸上競技女子100mT44(片下腿切断)クラスにて日本記録(13秒69)を持つ高桑早生選手。高校に入ってから始めた陸上競技で、気がつけば日本代表になっていたという。そして、大学2年で出場したロンドンパラリンピックでは、100m、200mで7位入賞という結果を残した。あれからまもなく3年が経ち、来年にはリオパラリンピック、2020年には東京パラリンピックが行なわれるが、そこに向けての目標や現在地について語ってもらった。
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伊藤数子さん(以下、伊藤)高校で陸上を始めて、全部がいいタイミングで、いい方向に転がっていきましたね。

高桑早生選手(以下、高桑)そうなんですよね。本当に試合に恵まれています。高校1年生で出場した大分国体が終わってすぐに、翌年にアジアユースがあるっていう情報をタイミングよくキャッチできたんです。そのアジアユースっていうものを知ったときに、せっかくなら日本代表に選ばれたいって思って、そこから大慌てでいろんな準備をしました。代表に入るために必要な大会を調べて出場して、気がつけばユースの代表に決まっていました。

伊藤 迷う暇がないというか、導かれているような気がしますね。

高桑 そうですね、迷う暇はなかったです。次から次へといろんなことがやってきました。

伊藤 そうこうしているうちに日本代表にも選ばれて。でもそれは躊躇することなく、常に前向きに「試合に出よう」「準備をしよう」と決めてきたからこそですよね。

高桑 どちらかというと、どんな結果になろうと試合に出ることで、絶対に経験値になると思っていました。そこに、私の意思を尊重してチャレンジさせてくれた両親がいて、環境もすごく良かったんだと思います。1つタイミングがズレていたら、たぶん全部なかったと思います。