東京パラリンピック開催まで2000日。子供たちが競技を体感! (4ページ目)

  • 西村 章●取材・文 text by Nishimura Akira
  • 石山慎治●写真 photo by Ishiyama Shinji

 また、カトケンこと加藤健人選手は「ブラインドサッカーは、視覚に障がいを持った者と、コーラ―やキーパーなど健常者が一緒になってやるスポーツ。障がいの有無に関係なく、一緒にスポーツを楽しむ機会が今後も増えればうれしい」と話し、自身がその一員でもあるブラインドサッカー日本代表の今後の戦いに関しては、次のように抱負を語った。

「結果は問われると思う。(競技の面白さ知ってもらうためには)体験をしてもらうことがなにより重要。今回のようなイベントを通じて知ってもらいたいし、僕も他の選手たちとさらに練習をして、結果を出していきたいと思います」

 東京パラリンピックまで、すでに2000日を切った。これから1900と数十日のカウントダウンは、ぼんやり過ごしているとあっという間に過ぎてしまうが、ブラインドサッカーをはじめとするパラリンピック各競技に対する興味と知識を持つには充分な時間だ。まさに〈百聞は一見に如かず〉。今後も一般市民が競技を見たり、体験できる機会が増えることを期待したい。

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