検索

19歳・山田南、自転車競技歴わずか3年目でアジア大会へ「考えられないくらい目まぐるしい日々」 (3ページ目)

  • text by Sportiva

太田りゆからポストカードを受け取り感激する山田。この記憶が忘れられないという photo by Torao Kishiku太田りゆからポストカードを受け取り感激する山田。この記憶が忘れられないという photo by Torao Kishikuこの記事に関連する写真を見る――自転車に乗り始めたのはいつ頃からですか。

 高校3年の夏までは陸上をやっていたので、自転車には月に1~2回、競輪場に行って練習させていただきました。ただ最初は立ちこぎするのも本当に怖くて、兄に、「立ちこぎもできないと選手になれないぞ」と結構厳しい指導を受けていました。

――自転車を始めてからわずか3年目で世界の舞台で戦えるようになっています。この劇的なストーリーをどう感じていますか。

 自転車競技で戦えるようになりたいと思い描いていて、「ナショナルチームに入りたい」と周りには言っていましたが、兄からは「そんな簡単に入れないぞ」と言われていました。だから自分でも無理なのかなと......。でもまさか数年で入れるとは思っていませんでした。今では兄も「よかったじゃん」って言ってくれています。こうしてナショナルチームに入ることができて、今はすごく感慨深いんですが、まだ自分は弱いので、戦っていけるようにならなきゃいけないなと思っています。

――競技を変えて短期間でジャンプアップするのは努力の賜物でもあると思います。ご自身では自分をどのような性格だと思っていますか。

 私自身ではよくわかりませんが、周りからは「負けず嫌いだね」とよく言われます。レースでは、自分が挑戦者の立場であっても、「負けないぞ」という気持ちで挑むことはすごく大切だと思っています。気持ちで負けたらダメだと思っているので。

――座右の銘はありますか。

 中学時代の先生に教えてもらった言葉なんですが、「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉です。これはマラソン選手の高橋尚子さんがよく言っていた言葉で、私もこの気持ちで根をしっかりと伸ばしていって、花を咲かせたいです。

3 / 4

登録は簡単! チェックを入れてボタンを押すだけ 詳しくはこちら

キーワード

このページのトップに戻る