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【カーリング】今夏躍動の「JK&JD集団」とは? 女王・SC軽井沢クラブほかロコ・ソラーレ、フォルティウスを撃破! (2ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・文 text&photo by Soichiro Takeda

「正直、今回のツアーで(国内を代表する)"大物"から1勝くらいできるといいな、というイメージでした」

 そう語ったのは、2021年の結成以来、チームを見守ってきた加藤智コーチ。だが、ジュニアの頂点に立った彼女たちは"大物"相手にも臆することなく、ハウスに石をためる攻撃的なカーリングで撃ち合って、立て続けに"大物食い"を果たした。

 チームのよさについて、「負けている試合でもコミュニケーションをとって、次のエンドで得点できるように、チーム全体で意識している」と語るのは、フォースを担う鈴木。実際、その言葉どおりスコアの動かし方は派手だった。ツアー3大会に出場して14試合を戦ったが、ハンマー(後攻)を持ったエンドではブランクエンドを除くと、5割以上の確率で複数得点を記録していた。

 通常、ジュニアのカーリングではリスクを嫌って、エンドの序盤から速いウエイトによるテイクが目立つ傾向がある。しかし、彼女たちはハーフウエイト、ソフトウエイトのショットを織り交ぜて、コールとスイープを駆使して石を運んだ。そして、随所で光っていたのが、その石をハウス内に効果的に残す好ショットだった。

 チームはこのあと、9月17日から始まる軽井沢国際カーリング(長野県)に出場。秋には初のカナダ遠征が控えている。

 高校生の鈴木や橋本は、海外に行くこと自体が初めて。鈴木は「大会も楽しみですけれど、カナダのいい景色を見るのも楽しみです」と言って笑顔を見せた。

 アイスを離れれば、まだあどけなさが残る女子高生と女子大生。試合のない時間帯には、「今日は朝活としてヨガをやりました。あとは、K-POPのダンスとかしたりしている」(鈴木)という。

 それでも、将来の目標を聞くと、鈴木は「オリンピックで金メダルを獲ることです」と即答。「(北海道ツアーでは)強豪のチームに接戦で勝てたのは自信になりました」と、今後のさらなる飛躍を誓った。

 先にも触れたとおり、今季は世界ジュニア選手権に出場するため、横浜BUNTAIで行われる日本選手権(2027年2月)には出場できないが、近い将来、国内のトップ争いに間違いなく加わってくるチームだ。

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