天啓を受け会社員からガールズケイリンへ 二度の大ケガにも「職場復帰する義務がある」と語る石井貴子が掴んだ不変の新境地とは (5ページ目)

  • 加藤康博●文 text by Kato Yasuhiro


ブレない心でハイパフォーマンスを維持する石井 photo by Hirose Hisayaブレない心でハイパフォーマンスを維持する石井 photo by Hirose Hisayaこの記事に関連する写真を見る【Profile】
石井貴子(いしい・たかこ)
1990年2月17日生まれ、岐阜県出身。中学・高校・大学とアルペンスキーに励んだのち、社会人を経て競輪に転向。2014年、24歳の時にデビューする。自転車競技のナショナルチームの一員として国際大会にも出場し、2016年ワールドカップのケイリンで8位の成績を残す。ガールズケイリンでも数々のビッグレースに出場。2018年にガールズケイリンコレクション、2019年にガールズケイリンフェスティバル、2020年にガールズドリームレースを制すなど、ガールズケイリン界をけん引する存在だった。2021年に落車により大ケガを負い、その後もケガに見舞われたため、目立った結果を残せなかったが、懸命なリハビリとトレーニングで復帰し、2024年6月の第2回パールカップで優勝を果たした。

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