マムシ捕食、買った山での雪中キャンプ...。さばいどる・かほなんの忘れられないサバイバルは? (2ページ目)

  • 辻 歌●取材・文 text by Tsuji Uta
  • photo by Kahonan, Murakami Shogo

【忘れられないキャンプ2】マムシを山で現地調達し、さばいて、食べる。サバイバル力の成長チェック(2020年11月)

ヤスを使ってマムシを捕獲するかほなんヤスを使ってマムシを捕獲するかほなんこの記事に関連する写真を見るかほなん 「さばいどる」としての自分の成長を確かめるために、ひとりでサバイバルキャンプをしました。2泊3日で、「持ち込む食材はお米のみ」というルールを設けて、1日目は海で魚を釣って食べたんです。2日目になると魚に飽きてきたから、マムシを食べてみようかなと思って。

 その時に課した条件では食料調達からするのが基本なので、マムシのいそうなところを念入りに探したら、ちゃんと見つけられました! 逃さないようにヤスですこーんと刺して捕獲して、ナイフで頭をパーンと落として、川の水で血抜きして、皮をはいで、内臓を出して、解体して。そうしてみたら、ウナギに似ていたんですよ、見た目が。だから、うなぎの蒲焼き風に調理してみました。

 完成したマムシ丼は、蒲焼きっぽいタレはいいんですけど......あまりおいしくなかったですね。マムシはウナギと違って、骨が硬くて身が少ないので。以前、から揚げで食べた時は美味しかったんですが......。骨までパリパリになるよう揚げるといいのかもしれません。捕獲して解体するスキルは磨いたうえで、「マムシは焼いちゃダメなんだ」ということを学びました。

蒲焼き風に調理したというマムシ丼蒲焼き風に調理したというマムシ丼この記事に関連する写真を見る



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