福島由紀&廣田彩花の安定した強さ。勝ちきれない時もプラスに考えられた (3ページ目)
成績や相手ばかりを気にすると、自分を見失う。2人にとって心強いのは、世界の舞台で戦った先輩である末綱聡子コーチから助言を受けられることだ。
末綱コーチは「世界選手権の3年連続準優勝は悔しいと思いますけど、すごい成績。私は4回連続(06~09年)でオグシオペアに全日本総合選手権の決勝戦で負けた時に、吉富桂子コーチから『でも、4年連続決勝進出ってすごくない?』と言われて、『そうか、自信を持っていいのか』と思えたのですが、シルバーコレクターなんて、ただの結果だと、いつ受け入れるかというだけのことだと思います」と堂々と後輩たちの戦績を称えた。
(つづく)
3 / 3