美女ボーダー2人に聞いた
「平昌五輪、メダル獲得までの距離は? 」 (4ページ目)
自身4度目の五輪出場を狙う藤森由香 レース競技からフリースタイルに転向してまだ2シーズン目ではあるが、彼女もまた、1年後の平昌を視野に入れながらの大会出場が続く。このUSオープンでは、セミファイナル前のインタビューでこう語っていた。
「クロスからスロープに転向して、1シーズン目は難しい部分がたくさんありましたが、今シーズンはその経験を踏まえ、ここまで一つひとつ技術をしっかり作り上げてこられている感じがして、非常にいい時間を過ごせている実感がありますね。スロープスタイルは個人競技ではありますが、いい技を決めた時なんかは他の選手もハイタッチをしてくれたり、今のよかったよ!って一緒になって盛り上がってくれるんです。そうやってみんなから評価されて、また映像や写真に作品として残せるところも魅力のひとつだなと思います。とくにUSオープンは昔から憧れの大会でもありますし、いい滑りをすると世界からの注目度が一気に上がるステージですので、頑張って決勝に残りたいですね」
結果は予選8位。惜しくも上位6人に入ることができず、決勝進出とはならなかった。しかし内容を見てみると、1本目は全体4番目となる65.35というスコアを出している。ポイントアップを狙った2本目、難易度を上げたトリックを繰り出した際に着地に失敗したことで涙をのんだが、紙一重だったし、大いに今後への可能性を感じさせるライディングを見せてくれた。
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