2019.11.16

「めちゃめちゃホッとした」宇野昌磨が実感したコーチがいることの効果

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

フリーの演技にも注目の集まる宇野昌磨 グランプリ(GP)シリーズのフランス杯では、自身シニア・ワーストの215.84点で8位に終わっていた宇野昌磨。GPシリーズ2戦目となる11月15日のロステレコム杯ショートプログラム(SP)は、フランスではしっかり降りていた最初の4回転フリップで転倒したものの、87.29点で4位につけた。

 4回転ルッツ+3回転トーループを決めて首位発進したアレクサンダー・サマリン(ロシア)に5.52点差の結果に、「めちゃめちゃホッとしました」と明るい表情を見せた。

「4回転フリップは6分間練習ではあまり跳べていなかったし、4回転トーループも軸がちょっと左にいっていて……。ただ今回はフリップには固執せず、トーループとアクセルを試合で跳びたいという気持ちでやっていました。それでも試合となったら、フリップを失敗したらトーループの前には『もうミスはしないぞ』という気持ちにもなったし、不安や緊張もあったけど、練習してきたことをしっかり信じてトーループを跳べた。

 セカンドを2回転にしてしまったけど、練習では3回転でちゃんとできているので、そこが課題ですね。それに、そのあとのスピンはちょっとミスをしてしまって急遽変えたから、GOE(出来ばえ点)ではマイナスも付いた。そこも今後は、もっと練習に励まなければいけないポイントだと思いました」