宇野、無良、宮原の調子は?フィギュア夏合宿の詳細レポート (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

「ショートの振り付けをマッシモ・スカリに頼んだのは、彼が他の選手に振り付けしているのを見て、音をひとつひとつ拾うのがうまいので、一緒にやってみたいという気持ちが強くなったから。最初は音を取るのが大変でしたが、回数を重ねるごとに次にどんな音が来るかわかるようになってきました。まだ詰めきれていないところもありますが、そこをしっかり直していけば、もっと印象に残るものになると思うので、そこを探求しています」

 無良のフリーはラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』。「たくさんの選手が滑っている曲なので、そこで個性を出していくのが今シーズンの課題になると思います。それに加えて、フリーは前半に4回転サルコウを入れて4回転トーループを後半に入れる構成なので、そのジャンプをしっかり跳んで、チャーリー(・ホワイト)の(振り付けの)ステップや演技を表現できたらと思う」と、勝負への意識を高めている。

優勝争いのために、さらに上のレベルを目指している宮原知子優勝争いのために、さらに上のレベルを目指している宮原知子 一方、女子では3月の世界選手権で不本意な結果に終わった宮原知子が、フリー『スターウォーズ、惑星、ジュピター』のステップで、今までにない動きの滑りに挑戦。新たな世界を切り開こうとしている。SP『ワルツ』では、「音を取るのが難しいですが、元気で明るい溌剌としたプログラムなので、常に笑顔で滑るようにしています」と、上位進出を目指して調整を続けている。

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