2015.08.09

小塚崇彦が語るフィギュア界の登竜門。「遊びすぎてへばる合宿でした」

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

7月特集 ああ、涙の夏合宿物語(8)

 長野五輪(1998年)に向けた選手強化のため、92年にスタートした全国有望新人発掘合宿、通称「野辺山合宿」。25年目となる今年の夏も、全国からノービス世代(主として9~13歳)の選手133人が長野県・野辺山の帝産アイススケートトレーニングセンターに集まり、3泊4日の強化合宿に参加した。

 合宿中は氷上、陸上でトレーニングや、リズムと表現の練習が行なわれる。また、反復横跳びや長座体前屈、垂直跳び、50m走などの体力測定を受けるほか、ジャンプのエレメンツ発表や演技会なども行なわれ、総合的な判断で選手の将来性を見るという。その結果により、有望選手はシード選手に選出される。シード選手は全日本ノービス選手権のシード権を与えられるほか、海外での試合に派遣されるなど国際経験を積めるようになる。

今シーズンも現役を続ける決断をした小塚崇彦 2011年世界選手権の銀メダリストで「(野辺山合宿)7~8期生にあたる」という小塚崇彦に野辺山合宿について聞いた。昨季終了後、一時引退も考えたという小塚は、26歳になった今季も現役続行することを決め、7月から本格的なトレーニングを再開したところだ。