【フィギュア】銀盤の貴公子ジョニー・ウィアーの壮大な夢

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿134

 2004年から2006年まで全米選手権3連覇を成し遂げ、トリノ五輪とバンクーバー五輪に出場したジョニー・ウィアー(29歳)。中性的な容姿と、芸術性の高い演技で女性人気が高かったウィアーは、2011年に同性愛者であることをカミングアウトし、同年11月にアトランタ在住の男性弁護士と結婚している。

 その後、ソチ五輪への出場を明言していたものの、代表選考会にエントリーせず、2013年10月23日に引退を表明。日本でも「ジョニ子」の愛称で親しまれていただけに、引退を嘆く声も少なくなかった。

 そんなウィアーが引退後、次なる夢を語った。子どものころから宇宙への憧れが強かったウィアーは、「いつか絶対に行ってみたい。そして宇宙で彼氏と愛し合った人類初の同性愛者になりたい」とコメントしている。ジョニ子の壮大なる夢の実現は、これからだ。

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