岩谷麻優は自称・プロレス向きの変態「相手の技を自分が一番派手に受けてやるって」 (4ページ目)
今、自分はスターダムの中でけっこうキャリアが上の存在になっているので、後輩と闘うことが多くなっている。でも、世志琥ちゃんは同期なので、負けたくないという気持ちも強かったし、本当にコテンパンにやられたっていう試合は久しぶりだったので、すごい楽しかった。『ああ、プロレスやってる!』って感じがしました」
――試合後のマイクで「一緒に未来を味わいたい」とおっしゃいましたが、また闘いたいですか?
「世志琥ちゃんとか彩羽匠(いろは・たくみ。Marvelous所属)は、お祭り的な大会で集まれたらいいなって思ってます。継続的にタッグを組んでやっていきたいとかいう気持ちは、今のところそんなにない。でも、みんな女子プロレスを引っ張っていく存在だから、3WAY(トリプルスレットマッチ。三つ巴戦)とかやってみたいなあ。面白そうじゃないですか? 今はふたりとも欠場してるので、復帰したタイミングとか、記念興行とか。スターダムだけじゃなくて、向こうの団体に出るんでもいいし。みんなが観たくなるような試合をやりたい」
――彩羽匠、世志琥、岩谷麻優の3WAYは絶対に観たいです!
「自分もやりたいし、その映像、観たいっす」
――この連載では「強さとはなにか?」を探っています。岩谷選手にとって、強さとは?
「ありのままの自分を出すということ。私はカッコつけたりできないんですよ。岩谷麻優のキャラクターは作ってない。他の選手は、そういうのを作って強く見せようとしたりするんですけど、自分はありのままを出してます。自分のモットーは『なんとかなる』。これはヤバいんじゃないかっていうことがあっても、なんとかなる!」
――では、次の最強レスラーを指名してください。
「自分が一番、最強ですね」
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