2020.10.28

ギャップが受けてSNSで大バズり。
世志琥の女子プロレスラー人生

  • 大楽聡詞●文 text by Dairaku Satoshi
  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

「ギャップ萌え」女子レスラー世志琥インタビュー 前編

 2011年に17歳でデビューした女子プロレスラーの世志琥(よしこ)。新人の頃から"ヒール"として多くのタイトルを獲得するなど活躍し、一度は2015年に引退するものの、2016年に復帰。活躍の場を「SEAdLINNNG(シードリング)」に移し、現在はシングル王者に君臨している。

 最近では、"かわいいお菓子を作る悪役レスラー"というギャップがSNSで話題になっているが、そんな状況を本人はどう捉えているのか。インタビューの前編は、デビューから今までのレスラー人生を振り返る。

女子プロレス団体「SEAdLINNNG」の現シングル王者、世志琥(よしこ)――本日はよろしくお願いします。

「インタビューなんてめんどくせぇな。さっさと終わらせようぜ!......というのは冗談で、いろいろ聞いてください(笑)」

――ありがとうございます(笑)。それでは、これまでのレスラー人生について伺いますが、世志琥選手が最初にプロレスに興味を持ったのはいつ頃ですか?

「小学校の低学年の頃です。母の知人に、JDスター女子プロレス(2007年に解散)に所属していた木村ネネさんがいて、よく試合を観に行っていました。ネネさんの家に遊びに行くこともありましたね。その影響で女子プロレスにハマって、毎週プロレスの専門誌を読んだり、レスラーのフィギュアを買ったり、DVDを買って観たりしていました」

――影響を受けたレスラーはいますか?

「個人ではなく、『全日本女子プロレス』ですかね。"全女"の試合を観た時は『やっぱ全日本女子プロレスはすげぇな』と思いましたよ。東京ドームや横浜アリーナで行なわれていた大会のリングに自分も立ってみたかった。1990年代に活躍していた中西百重さんやブル中野さんと戦ってみたかったし、肌であの空気を感じてみたかったですね」