日本レスリングが最大級のピンチ。スパーリングできない影響は海外よりでかい (6ページ目)

  • 宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiya
  • photo by AFLO


 代表合宿も、できるだけ早くやってもらいたい。レスリング協会にはJOCでも活躍されているドクターが何人もいるので、もちろん万全の医療体制で、抗体検査もPCR検査もバッチリやって。せめて、アジア予選に挑む選手だけでも早急に検査して、安全な練習環境を整えていただきたい。

 選手たちは情報がまったく入ってこないので不安でしょう。オリンピック開催が一年伸びたことで年齢的にキツくなる選手もいるでしょうが、この困難を乗り越えてもらえたらと思います。今はとにかく、選手たちの不安をひとつひとつ取り除いて、安心して目標に向かって練習できるようになればと願っています」

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