【国際プロレス伝】ネッカチーフ姿のマイティ井上はアンドレと仲良し (3ページ目)

  • 宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiya
  • photo by Sportiva

 アニマル浜口自身も長期のアメリカ遠征を経験しているが、若手レスラーを海外で武者修行させるのは、国際プロレス吉原功(よしはら・いさお)社長の方針だった。

「海外に行かせてもらったら、何かを掴んで、持って帰らないとダメですよ。それができるか、できないか。せっかくの海外遠征でステップアップしてこなかったら、プロとは言えません。どう変わってくるか、そしてどこまで変われるか。どこに行ったって、うまい具合に空気を読んで、『先生』を見つけて、いいものを吸収してくる。

 ヨーロッパとアメリカ――同じプロレスでもそれぞれ独特なものがあり、雰囲気もまったく違います。ヨーロッパはシリアス(真面目)で、どちらかというと地味かもしれませんが、技をしっかり極(き)めてくる。逆にアメリカは、日本でも大人気だったスタン・ハンセンやブルーザー・ブロディ、ハルク・ホーガンのように超人的なレスラーがガンガンやる。一方、メキシコのルチャリブレは飛んだり跳ねたりの空中殺法ですが、それでいて極めるところは関節技・絞め技を出す。

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