WOWOWのeスポーツ大会でインフルエンサー同士がバトル。「なにしてるんですかね」と辛口エール

  • text by Sportiva

大会を盛り上げた、(左から)MCの川又智菜美さん、実況の田口尚平さん、解説のすでたきさん大会を盛り上げた、(左から)MCの川又智菜美さん、実況の田口尚平さん、解説のすでたきさん 2021年に大きな話題となったゲーム『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』(以下、Apex)。タレント、モデルをはじめ、著名なゲーム配信者たちもこぞってプレーし、数々の大会が開催されている。そんななかでWOWOWが主催となる初のeスポーツ大会「WOWOW eSportsアマチュア No.1 決定戦」が12月19日にオンラインで開催された。

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 Apexは、3人がチームとなって対戦するバトルロイヤルゲームで、最大60人での対戦が可能。徐々に狭くなるフィールドで敵を倒し、最後まで残ったチームが勝者となる。

 アマチュアプレーヤーに活躍の場を提供する目的で開催された今大会では、本気でApexに取り組んでいるアマチュアチームのなかに、「Teamはつめ」「Teamまさのりch」「Teamよしぴ」のインフルエンサーチームが入り、総勢20チームでバトル。5マッチを行ない、初代チャンピオンを目指した。人気と実力を兼ね備えるインフルエンサーチームのうち、どこが総合優勝を手にするのか、そして彼らがいかに大会を盛り上げるのかに注目が集まった。

決戦の地は、山々が広大なマップを分断する「ワールズエッジ」決戦の地は、山々が広大なマップを分断する「ワールズエッジ」  しかし戦いは予想外の展開を見せた。

 マッチ1で勝者となったのが、アマチュアチームの「School of Fish」。高いスキルで敵を倒しつつも、引くところは引いて生き残る戦略でファーストマッチを制した。まさかの14位に終わった「Teamよしぴ」は、終盤に「Teamはつめ」とかち合ってしまったことが原因で姿を消すことになった。それでも「これで僕らのチュートリアルは終わり。マッチ5が終わった時には申し訳ないけどトップにいます(笑)」とその後の巻き返しを誓った。

 マッチ2では、静かな展開が続いていたが、最後はアグレッシブな撃ち合いとなり、結局ポジション取りが絶妙だった「syanmarukyou」が生き残った。インフルエンサー枠の「Teamはつめ」のリーダーはつめは、試合後「ふたりが緊張で眠れていなかった。実質、チームはボロボロです」と語って笑いを誘ったが、結果は4位と健闘。その実力の高さをうかがわせた。

 マッチ3は、宣言どおり「Teamよしぴ」が勝利。攻める判断、攻めない判断が的確で、立ち回りのよさが際立っていた。またこのマッチでは、「Teamまさのりch」のリーダーまさのりが、遠距離でも近距離でもその高い戦闘能力を発揮し、次々に敵を撃破。前評判どおりの活躍を見せた。

 続くマッチ4では、生き残りをかけた「ワルプルギスの中華屋」「ALTAIR」「Teamまさのりch」の三つ巴の戦いを制した「ワルプルギスの中華屋」が初の勝者に。「Teamまさのりch」のまさのりは、「ぶっちぎりで勝とうと思っていたが、みんな強くて目標達成は微妙な感じ」と弱気な発言も、早々に敗退した「Teamよしぴ」「Teamはつめ」に対して、「なにしてるんですかね」とゲーム仲間に辛口エールを送った。

 そしてラストマッチとなった第5戦では、「Teamはつめ」との一騎打ちを制した「School of Fish」が2度目の勝者に。トータルポイントでもトップをキープし、初代チャンピオンに輝いた。「School of Fish」のリーダーさかなげぇむずは、「このメンバーはシーズンを通して回していて、気を使わない仲なので、連携は取れていました」と勝因を語った。

 大会を6位で終えた「Teamはつめ」のリーダーはつめは、「PS4でプレーしている人とPCでプレーしている人が一緒にやる大会はなかなかなかったですし、大会出場を軸に活動しているインフルエンサーと対戦する機会も意外となかったので、今回はとても楽しかったです」と語り、大会の意義を強調した。

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