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【男子バレー】髙橋藍、石川祐希が語る「試合のリズムのつくり方」 オマーンに勝利も今後の視界は? (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Yoshiyuki Komiya

【「相手への対応が足りないところが...」】

「自分のサーブでリズムをつくろうとは思っていました」

 髙橋は試合をそう振り返るが、そのサーブは今や世界でも屈指だろう。コースを狙った鋭い球筋を見せたかと思えば、相手のレシーバーのポジションがうしろ目だと見抜くと、ショートサーブで裏をかいた。

 第2セットも、髙橋はエースを決めると、フェイクセットも繰り出し、格の違いを見せつけた。トスを受けた西田有志が「(髙橋が)上げてくれると思っていましたし、しっかりアプローチもできていたので、うまく決められました。練習でコンビはよくなっていると思います」と語ったように、これだけトリッキーなコンビネーションも、プレーの再現性は確実に高くなっている。

 しかし1、2セットを取ったあと、小さな波乱が起きた。

 第3セットは、今度は石川がサービスエースも含めて最多5得点で奮闘した。日本バレーを双肩に担ってきた男は、試合を通してブロックが集中するなかでも、1度、2度とトスを呼び込んで勝負し、最後は得点する姿が頼もしかった。ケガからの復調が確認できただけでも収穫だったと言えるのではないか。ここからコンディションは上がってくるはずで、本調子になれば無双だ。

 ただ、3セット目の後半に入って、チーム全体の歯車が噛み合わなくなった。

「1、2セットは対応できていたんですけど、3セット目は相手のオポジットのところがうまく対応できず......」

 石川はそう言って、反省を口にしている。

「自分や髙橋選手のように、得点を取るべき選手がもっと起点となっていかないといけないですね。ブレイクチャンスのところで、試合のリズムをつくれるか。そこは相手への対応が足りていないところがあって......」

 最後は突き放され、このセットを20-25で奪われてしまった。サーブが走らず、ブレイクが取れなかったし、ミドルブロッカーのオサマ・ママリに3本のブロックを食らうなど、サイドアウトにも失敗した。

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