石川祐希や髙橋藍らが合流の男子バレー日本代表 難敵との争いを突破してネーションズリーグのメダル獲得へ (2ページ目)
そうして、チームは予選ラウンド第1週を3勝1敗で終える。3つの勝ち星はいずれもストレート勝ちと相手を圧倒する内容だった。続くブルガリアで行なわれた第2週では、メンバーこそ当時とは異なるものの、パリ五輪で金メダルを手にしたフランスをフルセットの末に撃破している。
一方で、世界ランキングで格下のブルガリアとウクライナには苦杯をなめた。それでも、相手チームのクオリティの高さには目を張るものがあっただけに、富田は「負けてから、さらにチームは強くなる」と語り、大塚も「結果は大事ですが、今の時期は内容を大事にしていくことが必要」と強調。第2週最後のスロベニア戦ではきっちりと勝利を収め、自国開催の第3週へいい流れを作った。
【ファイナルラウンド進出へ油断できない戦いが続く】
その後、チームは沖縄県豊見城市で合宿を実施。石川や髙橋、小野寺らが合流を果たした。石川はイタリアから帰国した際に、新鮮な顔ぶれが並ぶ日本代表の戦いぶりについて「もう少し苦戦すると思っていましたが、非常にいいバレーをしていますし、仲間として誇らしく感じていました」とコメント。それは代表に名を連ねる選手たちのレベルの高さを物語っている。
そこに、パリ五輪前にチームを世界ランキング2位まで押し上げたメンバーが加わるのだ。その戦いぶりは大いに注目される。
そんなトップレベルのメンバーたちが結集して再編成された日本は、この予選ラウンド第3週で、7月16日のドイツ戦を皮切りに計4試合を戦う。そのうちの3試合、ドイツと17日のアルゼンチン、最終20日のアメリカは、パリ五輪の予選ラウンドでも対戦した相手。振り返れば、パリ五輪ではドイツにフルセットで敗れたことで暗雲が立ちこめるも、アルゼンチンに勝ちきり、アメリカから1セットをもぎとったことで決勝トーナメント進出を決めた......とタフな戦いを強いられた。
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