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SVリーグになって具体的に何が変わる? 大河正明チェアマン「石川祐希選手でも『日本でやりたい』と戻ってきてくれる」リーグへ (2ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke

【『世界最高峰のリーグ』になるために】

――開幕を前にして、レギュラーシーズンの会場が決まっていない対戦カードも見受けられます(取材時点)。

「JリーグもBリーグも発足当初は試合会場の確保に苦労していました。今はホームスタジアム、ホームアリーナが当たり前になってきましたが、たとえばJリーグの横浜フリューゲルス(1998年、横浜マリノスに吸収合併)は横浜で確保ができず、長崎や熊本、鹿児島を準ホームタウンと名乗って試合を行なっていた事例もありました。

 ホームアリーナの確保は、プロ興行において最も大事な要素です。それはコスト面においても言えることで、ひとつのチームに対して試合会場が複数あると、それだけチケットや座席の運用、会場の看板(サイネージ)の移動や配信用のカメラ設営などでコスト増が発生するわけですから。

 今季で言えば、今年の4月にSVリーグとVリーグのライセンスの最終判定があって、会場の確保が遅れたのは確かでしょう。できれば2年先など、早めにアリーナを確保する、またはホームアリーナを確定していくことが必要ですし、今季はそのための第一歩だと思います」

――サッカーのJリーグは約30年、バスケットボールのBリーグは約10年と歴史を築いて今があります。SVリーグはこれからスタートするわけですが、「2030年の世界最高峰リーグ」というビジョンに到達できる予感はありますか?

「目標は『世界最高峰のリーグになる』ことですが、それは世界で最も人気があり、事業的にも最も成功し、そして世界クラブ選手権のような国際大会で優勝できるチームがリーグにいる、ということを指しています。オンザコートのルールも、今季は外国籍選手の同時出場は2枠(アジア枠を含めると3枠)になりますが、近々3に増やしていきますし、それによって世界の一流選手がもっともっとSVリーグに集まってくるでしょう」

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