2020.02.21

西田有志、圧巻の「個人賞2冠」。
絶対エースは初優勝へ突き進む!

  • 高井みわ●取材・文 text by Takai Miwa
  • 火野千鶴●撮影 photo by Hino Chizuru

 2月16日、「V.LEAGUE」のDIVISION1男子のレギュラーラウンドが終了した。日本代表の西田有志を擁するジェイテクトSTINGSは、リーグ3連覇を狙うパナソニックパンサーズに次ぐ2位につけ、2月22日から始まるファイナルステージに臨む。

絶対エースとしてチームをけん引する西田

 西田は「総得点」と「サーブ効果率」で日本人記録を更新し、個人賞をダブル受賞。本人も「サーブは結果がついてきたので、自信になっています」と胸を張った。レギュラーラウンド最終戦でも、順位が確定していたためリリーフサーバーとして出場したが、西田がサーブを打つたびにブレイク(サーブ権がある側が得点すること)をとるなど、きっちりと役割を果たした。

 今季のジェイテクトは、元ブルガリア代表の”優勝請負人”マテイ・カジースキが2年ぶりにチームに復帰。さらに中国代表のミドルブロッカーである饒書涵(ラオ・シュハン)と、207cmの伏見大和を補強して、西田の孤軍奮闘で7位に終わった昨シーズンとはガラリと変わった。

 変わったのは戦力だけではない。昨年のワールドカップ後の「西田効果」で、リーグ断トツの人気を誇るチームになった。2部リーグ時代から続けてきた、試合後の選手全員参加の「お見送り」も、ファンが多すぎて中止に。ジェイテクトが絡む試合のチケットは一瞬で完売となることが多く、西田が活躍してチームは開幕から連勝し、ますます人気が過熱していく……という好循環が生まれた。