2018.01.28

ドイツの大竹壱青を直撃。ブンデスでの
柳田将洋との日本人対決も実現

  • 中西美雁●文・撮影 text & photo by Nakanishi Mikari

 昨年、全日本デビューを果たし、元バルセロナ五輪で”日本の壁”と呼ばれた大竹秀之さんの長男としても注目を集めた大竹壱青(中央大4年)。現在はドイツ・ブンデスリーガのユナイテッド・バレーズ・ラインマインでプレーしており、同じくドイツでプレーする柳田将洋(バレーボール・バイソンズ・ビュール)との日本人対決も実現した。

 身長202cmの高さとブロックを弾き飛ばすパワーがあり、全日本のオポジット(セッター対角で、攻撃専門のポジション)を担う存在として期待を寄せられている大竹は、初の海外リーグをどう見ているのか。同じく海外でプレー中の、中央大の同期である石川祐希や、全日本への想いなどとあわせ、ドイツの大竹を直撃して胸中を聞いた。

ドイツ入りしてすぐに、柳田将洋(左)との対決が実現した大竹壱青(右)――海外でプレーしようと思ったきっかけは、やはり昨年のイタリア留学でしょうか?

「そうですね。去年の経験がなかったら、『いつか行けたらいいな』くらいで止まっていたと思います。それが、イタリアで1カ月過ごして、『次は本格的に試合に出たい』と気持ちが変わったんです」

――イタリア留学では、プレー時間があまり多くありませんでしたね。

「もともと練習生として1カ月間という契約でしたから、仕方のないことだったんですけどね。でも、もし次があったら絶対に試合に出たいと思っていました」

――なぜドイツを選んだのでしょうか。

「選んだというよりは、チームを探している中で、声をかけてくれたのがドイツのチームだったので。それまで行ったことがなかったし、どんな国なのか興味もあったのでドイツに決めました」

――昨年の5月には、柳田将洋選手が先にドイツリーグ行きを決めていましたが、その影響は?

「そうですね。『柳田さん、ドイツに行くんだな』と思っていましたし、一緒のリーグでやれるのは嬉しいですね。それがドイツ行きの決め手になったわけではありませんが(笑)。でも、昨年のクリスマスは、柳田さんから12月に入って声をかけていただいて、自分も予定がなかったので一緒に過ごしました。楽しかったですよ(笑)」