2019.06.06

棄権しなかった錦織圭に感じた希望。
ナダルに完敗も気分上々で全英へ

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • photo by AFLO

「今大会中に調子が上がってきたのは、何よりの救いというか、次に向かってポジティブでいられる要素。次は(コートが)芝なのでまた違うテニスになりますが、気持ち的にはいい気分で入れる」

 グランドスラムでは、128名のシングルス参戦選手中、127名が敗者として大会を去る。大切なのは、その時に果たして何を持ち帰るか――。今大会の最後に残したこの言葉が、彼が手にした物の価値を物語るようだった。

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