2019.05.06

平成の終わりに大坂なおみが
実現した日本テニス界の「途方もない夢」

  • 神 仁司●文・写真 text&photo by Ko Hitoshi

 日本人初のシングルスでのグランドスラムチャンピオン誕生を目の当たりにするという、日本テニスファンの長年の夢が実現されたのだった。

「今、自分のゴールのひとつを達成できたことは、もう誰にも変えられない」

 こう語った大坂に心から感謝すると当時に、大坂がこの先もたらす新時代のテニスを心して取材していかなければと決意を新たにしたUSオープンだった。

 ほんの1年前、日本女子プロテニス選手から、初のグランドスラムチャンピオンが、さらには日本人初の世界ナンバーワン選手が誕生することは、想像すらしていなかった。

 あらためて、大坂が平成の最後に成し遂げた功績を記憶に残し、令和の時代に新女王として彼女が刻んでいくであろう、すばらしいプレーの数々を、これからも見届けていきたい。

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